意外に知らない!おさえておきたい神棚の祀り方や種類、向きや神具お供え!

暮らしの中の神道

「神道」というと、とっても難しいようなイメージにとらわれてしましますが、日本人は知らないうちに、この神道を実践しているのです。

神社に初詣に行ったり、お節料理を食べたり、門松やしめ縄飾り、あるいは鏡餅を飾ったりと、生活の中にすでに神道が入り込んでおり、私たちの生活になくてはならないものとなっています。

今回はその中でも、意外に知らない神棚の祀り方や、その種類、また神棚を祀る向きや神具などについても解説したいと思います。

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生活に密着した日常生活の神道とは?

生活の中の神道
出展:神田哲也の神道大意録

先にもお話しましたが、日常ににおける神道の行事はたくさんあります。しかし、私たちは全く神道行事だとは考えてもいないことがたくさんあります。

現在では、パワースポット巡りと称して様々な神社にお参りに行く方が増えてきております。
神社から御朱印や御神札をいただくことが流行ってきているようですが、「御神札」は神様そのもですから、神棚にお祀りすることが大切です。

「端午の節句」や「七五三」は、私たちの生活に密着した行事ですが、これも神道の行事のひとつです。年末に「しめ飾り」「門松」「鏡餅」を飾ったり「お節料理」を食べたりします。これは、「年神様」をお迎えする神道のしきたりです。

また、「建国記念日」は初代の神武天皇が即位した日を記念した祝日です。「勤労感謝の日」は、その年の五穀豊穣を感謝する「新嘗祭」が行われる日となっています。

このように、神道は私たちの生活と切っても切れないものとなっています。

神道ってどんなもの?

お寺には仏教の教えがあります。神社は神道の教えに基づいて「祭祀」を行っていますが、神道には仏教のような教えがありません。しかし、神々のための各種の儀式や儀礼は、細かく決められています。

それでは、神道っていったい何なのでしょうか?

私たちが、生活の中で実践している神道と言うのは、要約すれば、「祓い」「感謝」の二つだと思います。 祓(はらい)というのは、身体に自然にしみついた罪や穢れ、災厄などの不浄を心身から取り除き、清らかな心身を保つことです。

「感謝」とは、日々の暮らしに対して神様に感謝の意を捧げることにあります。

神道は、経典や戒律が無いので、日常生活の中で実践することは難しいことではありません。
「祓い」と「感謝」を実践すれば良いのです。手近かものといえば、まず神棚を各ご家庭に飾り、神様をお祀りすることではないでしょうか。

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覚えておきたい神棚の飾り方

これから神棚を購入して、家に設置しようとお考えの方は、これから解説することについて、覚えておいて欲しいと思います。

神棚の位置はどうする?正しい場所にお祀りしましょう!

神棚をお祀りする位置や場所は、家の中で、できる限り明るい場所を選んで下さい。神道では、「明き」「浄き」「直き心」を大切にしています。また、ご家族のみなさんが拝礼しやすい場所が良いと思います。 またトイレと背中合わせの場所や、人が出入りをするドアの上などは避けるようにしたほうが良いでしょう。

神道では、神様より上に人がいるのは失礼にあたるとされています。神様は最上階にお祀りするようにしましょう。どうしてもやむなく下の階にお祀りするときは、「雲」「天」の文字を書いた「雲文字」を天井に貼り付けるか、雲をあしらった木彫りの「雲板」を神棚の上につけるようにします。

神棚をお祀りする向きは?

出展:神棚の里

神棚の向きは、南向きあるいは東向きに設置します。

この理由は、日本人は古くからお米を主食としてきました。稲作にもたらされる自然の恵みの代表は太陽です。この太陽への信仰を、祖先崇拝と共に現在に至るまで、もち続けています。
太陽は「日の神様」の象徴であり、また、「気」を感じさせるパワーの源です。午前中の東から南へ昇る太陽の光を尊びます。従って、神棚においても東や南を神々が向かわれる「吉方」としているためなのです。

神棚の設置場所は、明るく綺麗な部屋の天井近くで、「南向きまたは東向き」に設けることが良いとされていますが、どうしてもと言うことではありません。家の造りもありますので方角にこだわる必要はないと思います。

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神棚の種類はいくつもある

家にお祀りする神棚は、神社を小さくしたような「宮型」に、神社でいただくお札を置いたもです。お祀りする神様は、「伊勢神宮の神」あるいは近所の「産土神社の氏神様」です。

私たちは毎日、神棚を拝礼することで、心身が浄化され安寧に暮らすことができるのです。

屋根などの素材による分類

  • 檜皮葺きひわだぶき神棚
  • 茅葺きかやぶき神棚
  • 板葺き神棚

檜皮葺き神棚

檜皮葺き三社造り神棚

檜皮葺(ひわだぶき)とは、檜の樹皮を用いて施工する屋根葺で、日本古来から伝わる伝統的な手法であり、最も格式の高い屋根葺工法として多くの文化財の屋根に使用されています。

茅葺き神棚

茅葺三社神棚
出展:伊勢宮

茅葺きの茅とは、屋根を葺く草の総称のことを指します。茅の材料には、すすきの他に葦(ヨシ)や、かりやす、かるかや、しまがや、ちがや等のイネ科の多年草が使われるそうです。

この萱を使った神棚のことを、茅葺き神棚と言います。伊勢神宮正殿は、萱で屋根を葺いていることはよく知られています。

板葺き神棚

神棚の屋根を檜などの板で作ったものを指します。

板葺き三社神棚
出展:伊勢宮

御扉の構造による分類

  • 一社造り
  • 三社造り

一社造りの神棚

扉が一枚でできた神棚のことで、手前に伊勢神宮のお札を祀り、後ろに産土神・氏神様のお札をお祀りします。

三社造りの神棚

三社造り神棚
出展:伊勢宮

御扉が三枚あり、中央は伊勢神宮、向かって右に鎮守社、左側にはそれぞれが信仰する神社のお札をお祀りします。

その他の神棚 

箱宮
出展:伊勢宮

他には、扉が五枚の五社造りや、扉の代わりに鳥居をつけた「八幡宮神棚」や、社殿風ではない簡便な箱組みの「箱宮」があります。

八幡宮神棚
出展:伊勢宮

それぞれのお住まいにあった神棚であれば、どの神棚であっても問題はありません。神様をお祀りすることが大切なのです。

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神棚に必要な神具の種類

神棚の神器
出展:伊勢宮

神棚をお祀りするときに必要な神具は下記の通りです。これさえあれば、神様をお迎えする準備は整ったことになります。

  • 神鏡:神棚の正面に置きます。
  • 榊立て:(一対)
  • 注連縄:(しめ縄)神棚の前方に飾ります。
  • 灯明:灯篭
  • 三宝もしくは折敷(おしき)・・ 片木(へぎ)で作った縁つきのお盆
  • 神器: 瓶子(へいじ)一対(お酒をいれる容器)・ 水玉(1個)・皿(2枚)・ 水器・・お水を入れます。

高月または皿は、向かって右側に塩、左側にお米を入れます 。

米と塩と水は、毎日新しいものをお供えします。榊はいつも絶やさず、新鮮な状態を保つように、こまめに取り換えてください。榊を取り替える日は、1日と15にが一般的とされていますが、枯れないうちに取り替えて下さい。

また、お供えものは、家庭のお祝い事があったときには、お酒や季節のものをお供えします。

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