日本神話の神はすごい!建国2600年以上経っても伝承される神とは?

日本神話の神

「古事記」や「日本書記」に描かれている日本神話には、天上世界「高天原」と地上世界「葦原中国」の多くの神々が描かれています。

日本では、森羅万象のあらゆるものに神が宿ると信じられてきました。八百万の神々です。今回は、この日本神話に登場するすごい神々をご紹介してみたいと思います。

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日本神話の世界「高天原」「葦原中国」「黄泉国」「 常世の国 」とは?

古事記や日本書記に描かれている「高天原」(たかまがはら)、「葦原中国」(あしはらのなかつくに)、「黄泉国」(よみのくに)、「常世の国」(とこよのくに)とは、いったいどんな世界なのでしょうか?解説して行きたい思います。

天上世界の高天原とはどんなところ?

高天原
出展:奈良の景色

神々が生まれる前からあったとされる世界で、日本神話に出てくる神々が住む天上の世界が高天原」(たかまがはら)です。 この高天原に、最初に生まれたとされている神が「天之御中主神」(あめのみなかぬしのかみ)で、 その後、次々と神が生まれていきます。

日本神話では、「世界」があるところに「神」が誕生します。しかし、世界の神話においては、「無」の状態から世界を生み出すことから始まっています。この点が、日本の神の特徴的なところです。

天上界「高天原」の神を「天津神」(あまつかみ)と呼び、地上の世界である「葦原中国」(あしはらのなかつくに)の神を「国津神」(くにつかみ)と呼びます。

「伊邪那岐命」(いざなぎのみこと)と、「伊邪那美命」(いざなみのみこと) の夫婦神により日本列島が生み出され、死後の世界である「黄泉の国」(よみのくに)から戻った 「伊邪那岐命」 の禊によって、「天照大神」(あまてらすおおみかみ)、「月読尊」(つきよのみこと)、「素戔嗚尊」(すさのおのみこと)の三貴子が生まれることとなります。

「天津神」(あまつかみ)とは?

高天原(たかまがはら)に住む神様のことを指します。また、高天原(たかまがはら)から地上の世界である「葦原中国」に降りた神様と、その子孫を表します。

「天津神」(あまつかみ)と呼ばれる神様は、「伊耶那岐命」(いざなぎのみこと)と、「伊耶那美命」(いざなみのみこと)から誕生した神で、天皇家の祖先とされる神です。「天津神」の中で、最も有名な神は「天照大御神」(あまてらすおおみかみ)です。

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天上世界とは?

天上にあるという世界で、雲の上の世界、天界とも言います。

天上世界である「高天原」の神 「天津神」の「伊耶那岐命」(いざなぎのみこと)と、「伊耶那美命」(いざなみのみこと)によって、日本列島が生み出されたとされています。

「天之御中主神」(あめのみなかぬしのかみ)は、「造化の三神」と言われている三神の一柱です。

「造化の三神」とは?

「天之御中主神」(あまのみなかぬしのかみ)の後に生まれてきた神の、「高皇産霊神」(たかみむすひのかみ)、「神皇産霊神」(かみむすひのかみ)と言う三柱です。

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天上界「高天原」の神とその後の神の誕生系図

日本最古の書物である古事記に記載されている「神の誕生」は、天上界の高天原に最初に現れたのは、「天之御中主神」(あめのみなかぬしのかみ)で、宇宙の中心にあり支配する神です。その後に誕生した神は、「高御産巣日神」(たかみむすひのかみ)と、神産巣日神(かみむすひのかみ)と呼ばれている二柱の神です。

その後、更に「宇麻志阿斯訶備比古遅神」(うましあしかびひこじのかみ)と、「天之常立神」(あめのとこたちのかみ)が誕生することになります。

上図のように、以上の五柱を「別天津神」(ことあまつかみ)と呼んでいます。

神世七代とは?

高天原に最初に誕生した「天之御中主神」(あめのみなかぬしのかみ)から始まり、神世七代(かみよななよ)までが、天地創生の神話になります。神世七代の十二柱の神は、別天津神とは違い地上に現れた神です。

特に、「伊邪那岐命」(いざなぎのみこと)と、「伊邪那美命」(いざなみのみこと)が降臨してから、国産みや神産みにおいて日本国土を形づくる多数の子をもうける事になります。

これが日本の始まりと言われております。

地上の世界である「葦原中国」とは?

「葦原中国」(あしはらのなかつくに)とは、天上の世界である「高天原」と、死後の世界である「黄泉国」(よみのくに)の間にあるとされる地上の世界のことで、日本の国土であるとされています。

「天照大御神」(あまてらすおおみかみ)は、「伊邪那岐命」と 「伊邪那美命」の子神であり、高天原を統治する最高神となります。

「天照大御神」の命により、「大国主命」は出雲の国造りを行ない、その後「天照大御神」の孫神にあたる「瓊瓊杵尊」(ににぎのみこと)に国譲りされ、「瓊瓊杵尊」の子孫である神武天皇の東征によって、日本が成り立つのです。

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死後の世界「黄泉の国」とは?

「黄泉の国」(よみのくに)とは、亡くなった神が向かう世界で、「黄泉の国」の食べ物を食べると死者の姿になると言われています。黄泉国から地上の世界へ戻る最後の坂に、「黄泉比良坂」(よもつひらさか)があります。黄泉比良坂(よもつひらさか)は、地上との境を表しています。

「黄泉の国」入り口

黄泉比良坂

この日本に「黄泉の国」(よみのくに)の 入り口とされている場所があります。それは、神話の国として知られている島根県の東出雲町です。人口1万5000人のこの小さな町に、地上との境である「黄泉比良坂 」(よもつひらさか)と呼ばれる場所があります。この場所は死者の世界、つまりあの世の入り口となっています。

「黄泉比良坂 」(よもつひらさか)といえば、「伊弉諾尊」(いざなぎのみこと)と「伊邪那美命 」(いざなみのみこと)と大きな関りがあります。

古事記に登場する 「伊弉諾尊」 と「伊邪那美命 」は、 夫婦の神として日本の国土と多くの神々を生み出したことで知られています。 この二柱が、現世と死後の世界に引き裂かれた舞台となったのが、松江市東出雲町にある黄泉津比良坂(よもつひらさか)といわれています。
「黄泉の国」(よみのくに)の入り口をふさいだと伝承されている大きな岩が存在しています。

海の彼方の国「常世の国」とは?

「常世の国」とは、海の彼方の国であり、不老不死・死後の世界とされています。さまざまな解釈がされていますが、具体的に場所は特定されていません。

古事記には「少彦名命」(すくなひこのみこと)が、常世の国に渡ったことが記載されています。 古代の人は「常世の国」と現世との間には、往来の道が開けていると信じていたものと考えられます。「常世の国」は不老不死の国であり、人間に長寿を授けるために「常世神」(とこよのかみ)が来訪するものと考えられていました。

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