知って得する伊勢神宮外宮 内宮の回り方!神様や参拝の仕方もご紹介!

日本神話の神

伊勢神宮は内宮と外宮に、それぞれ祀られる「天照大神」(あまてらすおおみかみ)と「豊受大神宮」(とようけだいじんぐう)。神話に記された二神の伊勢への鎮座の背景や伊勢信仰の普及について、簡単にでも知っておいたほうが、伊勢神宮を参拝する上で分かりやすいと思います。

伊勢神宮に一生に一度は、どうしても参拝したいと思っている方は、たくさんいらっしゃると思います。そこで、参拝する前に是非知っておきたい伊勢神宮の外宮 内宮の回り方や、お祀りしている神様、参拝の仕方についてもご紹介します。

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伊勢神宮の起源とは? 天照大御神と豊受大神宮が神宮に祀られた理由

伊勢神宮
出展:マニマニマグ

天照大御神(あまてらすおおみかみ)は、初めから伊勢にお祀りされていたわけではありません。日本書記によれば、第十代「崇神天皇」(すじんてんのう)の御代に疫病がはやり、天皇が神意を伺うと宮中に「天照大御神」と「倭大国魂神」( やまとのおおくにたまのかみ )の二神を一緒に祀っていることが、災いのもとだとわかり、二神を宮中の外に祀ることになり、「天照大御神」は笠縫邑(かさぬいむら)に祀られました。その後、第十一代「垂仁天皇」(すいにんてんのう)の御代に、「天照大御神」のご神体は、近江や美濃などの諸国を経て伊勢の国に落ち着いたとされています。

この、御神体の遍歴は、「天照大御神」の神霊を託された「倭姫尊」(やまとひめのみこと)によりなされました。「天照大御神」の神霊は、伊勢の国に入ると「よき国なので、ここにいたい」との神意によって、この伊勢の国にお祀りされたといいます。

天照大神とはどんな神か?伊勢神宮を参拝するなら是非知っておきたいこと
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その後、「天照大御神」は雄略天皇(ゆうりゃくてんのう)の御代になると、夢に現れ「ひとりでは安らかに食事ができないので」豊受大御神(とようけのおおみかみ)を呼び寄せよ、との託宣があり、丹波の国から豊受大御神を伊勢に迎えて祀られたと言われています。

以上のことが、伊勢神宮の内宮に「天照大御神」と神宮の外宮に「豊受大御神」が祀られている理由です。伊勢神宮の起源とも言われています。

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日本人の心のふるさと伊勢神宮!

伊勢神宮
出展:ZEKKEI Japan 

もともと古代において伊勢は、皇祖神が祀られていた特別な聖地でした。庶民は恐れ多くて、参拝するような場所ではなっかたそうです。神宮が門戸を広げるようになったのは、平安時代の末期とも言われております。

伊勢信仰が普及したのは、そのころ社寺に属していた「御師」(おし)と呼ばれる案内役が、伊勢神宮の場合、全国に出向いて伊勢信仰の普及に努めたとされています。室町時代には、信仰を同じくする集団である「講」(こう)が、各地の村で結成され、また伊勢講(いせこう)も登場します。伊勢講は伊勢参拝を目的としたもので、旅費を積み立てたり、代表者を選んで参拝したりしていました。

伊勢信仰が普及した最大の理由は、伊勢から分霊していった伊勢系の神社(神明神社)が、室町時代に急増していったからです。江戸時代になると、庶民による伊勢参りがブームとなります。特に冬の時期になると伊勢参拝をする人が増えたそうです。これは、農民が農閑期にこぞって伊勢参りをしたからに他なりません。この時代で年間約500万人にものぼる参拝者がいたそうです。

現在においても伊勢信仰は、衰えを見せません。平成25年の統計によれば、一年間の伊勢参拝者の数は、何と1,400万人を超えているとのことです。これらの数字を考えてみても、伊勢神宮が日本人にとって、「心のふるさと」であるように感じます。

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伊勢神宮の正しい参拝ルートと回り方

内宮
出展:伊勢神宮
外宮
出展:伊勢神宮

伊勢神宮は、内宮と外宮に分かれていますが、双方の距離が離れているので、どちらか一方だけを参拝する方も見受けられます。しかしこれは「片参り」と呼ばれ、良くないことであるとも言われております。

皆さんは、意外と参拝方法や順序を知らない方が多いと思いますので、外宮や内宮、別宮についてもご紹介したいと思います。

参拝時に困らない最低限知っておきたい!伊勢神宮の基本

伊勢神宮は本来「神宮」と呼ぶのが正式です。神社本庁から「本荘」と仰がれ、日本の神社の中心的存在なのです。「皇大神宮」(内宮の正宮)と豊受大神宮の外宮を中心に、十四の別宮(内宮1・外宮4)に、四十三の摂社(内宮27・外宮16)、その他末社や所管社などを含めて 125宮社で「神宮」と総称されるのです。

神宮では年間約1500回ものお祭りが行われています。日本中で最高であり、また最大のお祭りは式年遷宮です。「式年遷宮」は20年に一度、すべての社殿をはじめ装束や神宝などを新しく造り替えるお祭りです。「式年遷宮」をすることにより、みずみずしさを保ち、ご神威が高まることを願ってきたのです。

伊勢神宮の正しい参拝の順序は?

伊勢神宮は、「外宮先祭」という言葉があり、参拝だけではなく行事に関しても、外宮から行うことが習わしとなっています。参拝はまず最初に正宮にてお参りをし、その後に別宮を回るのが正式な順序です。参拝の順序は下記の通りです。

  • 外宮の正宮
  • 外宮の別宮
  • 内宮の正宮
  • 内宮の別宮

という順番で回るのが正式な参拝の順序ということになります。

伊勢神宮の正しい参拝の仕方

「神宮」の神域に入るときは外宮、内宮ともに橋を渡ることになります。外宮の橋は「火除橋」内宮の橋は「宇治橋」と言います。外宮の参道は左側通行で、内宮の参道は右側通行という決まりがあるので覚えておいて下さい。

いずれの橋も中央は、神様の通る道なので通ってはいけません。まず鳥居の前で立ち止まり一礼をします。正宮にお参りする前に、必ず手水舎で手と口を清めます。参拝するときは、二拝し、次に二拍手、その次に一拝が作法です。(二拝二拍手一拝)

●拝とは?
拝というのは、90度に腰を折って頭を下げるお辞儀のことを指します。

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賽銭箱と参拝時のお願いと「おみくじ」について

伊勢神宮では「紙幣禁断」のため長い間、天皇陛下以外のお供えは許されていませんでした。そのため現在も外宮・内宮ともに賽銭箱がありません。神宮の正宮は、日々の感謝を伝えるところであり、願い事のためのお賽銭は禁じられています。

もし、どうしても「お願いごとがしたい!」という場合には「第一の別宮」に行くのが作法です。内宮の第一の別宮は「荒祭宮」、外宮の第一の別宮は「多賀宮」です。

たいていの神社に参拝すると、「おみくじ」をいただいてくると思いますが、「神宮」には、「おみくじ」はありません。 参拝に来た人々は公平であり、参拝は日々の感謝をすることなので、神宮にはおみくじはありません。

御利益が得られる別宮の「月読宮」はおススメ!

月読宮
出展:Wow Creator

神宮の別宮である「月読宮」は、内宮の主神である「天照大御神」の弟神にあたる「月讀尊」がお祀りされています。農耕や漁業の神として崇められています 。

「月読宮」は東から西へ、四つの宮が順番に鎮座していますが、その参拝には順序があります。東から並んでいる順番は、下記のとおりです。

  • 「月讀尊荒御魂」を祀った月讀荒御魂宮
  • 「月讀尊」を祀った月讀宮
  • 「伊弉諾尊」を祀った伊佐奈岐宮
  • 「伊弉冉尊」を祭った伊佐奈弥宮

参拝の順序は、下記のとおりです。参拝の順序を間違えないようにして下さい。

  • 「月讀宮」
  • 「月讀荒御魂宮」
  • 「伊佐奈岐宮」
  • 「伊佐奈弥宮」
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月読宮のご利益

月読宮は、パワースポットと言われ、ご利益は子宝、縁結びに効果があるとされています。
是非参拝に訪れてみて下さい。

神宮の正宮は、お願い事はできませんが、月読宮は別宮ですから縁結びや恋愛祈願や家族の幸せをお祈りしても大丈夫です。また、社殿(神殿)も間近で見れますので穴場でもあります。

子宝や縁結びのご利益があるとされている月読宮ですが、境内には夫婦神である伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)が祀られています。このことから夫婦や家族円満で子宝、縁結びに繋がるとされています。

また、太陽は人や動物、農作物に命を与え、そして繁栄させます。月は夜を司る神として子孫繁栄の種を成長させるとされると言われております。

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