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神様は自然の中に宿ったもの!神社の境内にある自然がもつ意味とは?

神社の見方

神社に行くと鳥居や灯篭がすぐに目にはいりますが、そもそも神様が天空の世界から降り立った場所は、木や岩などの自然物でした。神社境内には、たくさんの自然が残っておりますが、
神社境内にある自然がもつ意味とはいったい何なのでしょうか?

今回は、神社境内にある自然がもつ意味について解説してみたいと思います。

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神様は木・岩・井戸に降臨する!依代は見どころのひとつ

那智の滝
出展:旅の写真画像集

神社の境内には、自然の木や岩、池などなどが残されています。中には注連縄(しめなわ)がかけられており、垣で囲われている木や岩がありますが、これはいったい何を意味しているのでしょうか?

この注連縄がかけられているものは、巨大で苔むしている岩や大きくて背の高い巨木であることが多いようです。また、井戸や水が湧き出ている場所も瑞垣で囲まれ、祀られています。

更には、神社の境内には小川や池も多く存在しています。これらは神聖な場所として、主祭神とは別の神が祀られています。これらは、すべて神が降臨した「依代」(よりしろ)であると考えられています。

日枝神社の御神木
出展:癒し憩い

神社は、もともと神が降臨した所に、その後、社殿が建てられたものです。社殿が建てられる以前に神が降臨し、仮の住処(すみか)としたものが、自然の木や岩や井戸、あるいは池のような水中であると考えられていました。

神社の境内にある小さな石にも、注連縄がかけてありお祀りされているものもあります。これは、その下を掘ってみると巨大な岩が存在している場合もあります。いわゆる神が降臨した「磐座」(いわくら)だということです。

磐座

●磐座とは?
もともと磐座とは、神のいる場所をたたえる言葉でしたが、やがて祭りに際して神の「依代」(よりしろ)とされた岩石の事を言うようになり、さらには、石そのものを御神体として「祭祀」(さいし)の対象とするようになったものです。

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茨城県 鹿島神宮の「要石」は磐座とされている

茨城県 鹿島神宮の要石
出展:ウィキペディア

鹿島神宮の要石は、地震をおこす大鯰を抑える「霊石」とされています。この要石は、古くは鹿島の大神が降臨した「磐座」(いわくら)だと考えられていました。

この小さな石が、瑞垣(みずがき)に囲まれており、正面には鳥居があり、まるで奥宮のように鎮座しているのは、神が降臨した「磐座」だからです。

鹿島神宮の要石
出展:鹿島神宮

●瑞垣(みずがき)とは?
神霊が宿ると考えられた山や森や木や岩などの周囲に巡らした垣のことを指します。

この要石は地表に出ている部分はほんの僅かで、高さが約15cm程で、直径が約40cm位で、上部中央部が凹形でへこんでいます。地下に埋まっている部分が非常に大きくて、抜くことができないと言われています。

鹿島神宮の要石は、徳川光圀が七日七夜掘り続けても底が見える様子がないので、さすがの光圀公もあきらめて掘ることを諦めたと記録に残っています。

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和歌山県 神倉神社の御神体は「ゴトビキ岩」

神倉神社のゴトビキ岩
出展:4travel.jp

神倉神社の御神体は、権現山の主峰の南、高さ100mの神倉山の断崖に鎮座する 「ゴトビキ岩」という巨大な岩で、修験者の行場でもあったそうです。 拝殿は、このゴトビキ岩におし潰されるようにして建っています。

熊野速玉大社
出展:熊野三山協議会

神倉神社は、「熊野速玉大社」(くまのはやたまたいしゃ)の奥宮とされています。

ゴトビキとは熊野地方の方言でヒキガエルの事を指すようで、巨岩の形がヒキガエルに似ている事からそう呼ばれるようになったと言われております。

ゴトビキ岩の岩間

熊野の神々が最初に降臨したという「ゴトビキ岩」で、この岩間が一番パワーのある場所と言われています。

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神社にある「いわれのある石」は神の依代!

京都 伏見稲荷神社の「おもかる石」
出展:tripadviser
京都 上賀茂神社の「願い石」

全国あらゆる神社には、何らかの言われのある石が多く存在しています。「おもかる石」「願い石」などと呼ばれている石のほとんどが神霊の宿った「依代」と言えます。

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神社の御神木は神の依代

熱田神宮の御神木
出展:巨樹と花のページ

神社に必ずあるのが御神木とされている大きな古い木です。神社は鎮守の杜として、自然の木々が生い茂る森の中に囲まれていますが、古来から木は神の依代とされています。神社においては、柱が重要とされていますが、これはやはり御神木から来ているものと考えられます。

静岡県 来宮神社の大楠は神の依代

来宮神社の大楠木
出展:御朱印・神社メモ

静岡県にある来宮神社にある樹齢2,100年以上で、幹周りが何と24m、高さ26mにも及ぶ「大楠」は、神の依代として古くから信仰の対象とされて来ました。幹周り60mの大楠を一周回ると、一年延命すると言われております。

出雲大社の「御饌井」「御手洗井」の井戸は神の住処

出雲大社の御饌井
出展:ぷち旅日記

出雲大社の「御饌井」(みけい)「御手洗井」(みたらしのい)「真名井」(まない)という井戸も、お祀りされています。「御手洗井」は境外に降臨した神を、ここまでお連れするという重要な神事の舞台ともなっています。

このように井戸は神の住処とも考えられています。

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神社の境内にある池は信仰の原点

埼玉県 氷川神社
出展:おでかけガイド

埼玉県にある氷川神社は、昔は一面の湿地に囲まれた高台にありました。現在の境内の東側には、見沼という広大な沼がありました。この沼に「龍神」が住むという伝説がありました。

埼玉県 氷川神社

氷川神社は、もともとこの龍神を祀ったことに始まります。境内にある「神池」「蛇の池」などの小さい池は、広大であった見沼のなごりとされています。

神社の境内にある池などから、その神社の信仰の原点が見えてきます。

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京都府 八坂神社の本殿の下に池?

京都 八坂神社本殿
出展:八坂神社

京都府にある八坂神社は、本殿と拝殿が一体になった珍しい形式をしています。この本殿の下には、氷川神社と同様に龍神の住む池があるとされています。これは古くからの伝承ですが、神社には、たくさんの隠された見どころがあります。

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