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神社の建築様式 屋根の名称や種類は?知らないと損!知ると楽しい神社巡り!

神社の見方

日本にはさまざま神社がありますが、ご祭神によって本殿の建築様式も異なっています。さて、いったいどんな種類の建築様式があるのでしょうか? 神社の建築様式を知れば、神社巡りがもっと楽しくなるはずです。今回は、多種多様な神社本殿の建築様式について、ご紹介します。  

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神社の建築様式はさまざま!派手なものから簡素なものまで

私たちは神社に良く参拝に行きますが、その時、直接向き合っているのは、実は「本殿」ではなく「拝殿」と言うものです。「本殿」は別名「神殿」とも呼ばれますが、これは神様が鎮座しているからです。「本殿」は奥にあり、通常は閉ざされています。限られた神職だけが入ることができるのです。

家族で学びたい!神殿の屋根の造り!

社殿の造りの名称
出展:コトバンク

神社の本殿には上図のように、屋根の上に「千木」(ちぎ)と言う屋根飾りがついている事が多く、この天空に伸びる「千木」は、神社のシンボルとも言われています。

「千木」には2種類あります。

外削ぎ
千木の先端が垂直に切れている (男性を祀る神社)

内削ぎ
千木の先端が水平に切れている(女性を祀る神社)


「千木」の間に置かれている丸い円柱形の飾りを「堅魚木」(かつおぎ)と言います。
堅魚木は「鰹木」とも書きますが、その意味については諸説あるようで、判然としません。
「鰹木」は、その数が奇数であれば男性を祀る神、偶数であれば女性を祀る神、とも言われております。ただし、この説は俗説ともいわれハッキリとした説明がつかないようですが、これに当てはまる神社も多数ありますし、当てはまらない神社もあります。

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神社 建築様式の種類を学ぶ!

神社の建築様式は、基本的には 切妻造(きりづまづくり)と呼ばれるもので、日本の家屋の代表的なつくりを指します。 建物の入り口が異なることで、大きく二つに分けられます。

一つは、伊勢神宮に代表される神明系 という作りの神社と、もう一つは出雲大社を代表する
大社系という造りです。 神明系は「平入り」と言って屋根の面に対して、水平の壁に入り口を持つものです。一方、大社系「妻入り」と言って屋根の面からみて、横の壁に入り口を持つものとされています。

伊勢神宮内宮(神明造りの代表)
出展:伊勢神宮・御朱印
出雲大社(大社造りの代表)
出展:PHOTOHITO

屋根の形状でわかる!神社建築の種類

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神明系の種類

1.神明造
この造りは伊勢神宮に代表されるもので、社殿や鳥居が非常に簡素にできている事が特徴となっています。ヒノキの白木を使い、柱は「掘立柱」(ほったてばしら)となっています。この神宮の建築様式を「神明造」といいます。この様式は、弥生時代の高床式倉庫が基になっているようです。

伊勢神宮内宮(神明造)
出展:https://hashigozakura.wordpress.com

2.八幡造
この造りは大分県の宇佐八幡宮に代表されるもので、建物を前後に二棟繋げたところが、最大の特徴となっています。 前の建物を前殿(まえどの)・後ろの建物を後殿(うしろどの)といい、中央を相の間(あいのま)と呼びます。両殿とも本殿となっています。

大分県の宇佐八幡宮(八幡造)
出展:https://tabi-mag.jp/ot0179/

3.流造
この 流造(ながれづくり)の代表は、京都の上賀茂神社や下鴨神社の建築様式です。入り口側の庇(ひさし)が、流線形のように、大きく曲線を描きながら長くなっている屋根が特徴 となっています。

また、両方の屋根が長く伸びている神殿もあり、これを 「両流造」(りょうながれづくり)と
言います。日本には、この「流造」の神社が一番多いとされています。

京都 下賀茂神社本殿(流造)

4.日吉造
日吉造(ひえづくり)を代表する建築様式の神社は、滋賀県の日吉大社です。屋根の全面と左右に庇(ひさし)が、ついているのが特徴 となっています。

滋賀県 日吉大社東本宮本殿(日吉造)
出展:https://shirokokuho.shakunage.net/hiyoshik2.html

5. 権現造
権現造の建築様式を代表する神社は、栃木県の日光東照宮や京都の北野天満宮です。一見すると「八幡造」と同じように見えますが、実は「八幡造」は、前後全てが本殿ですが、「権現造」は、後ろの建物のみが本殿となっています。

京都府 北の天満宮本殿(権現造)
出展:https://ja.wikipedia.org/wiki/北野天満宮

大社系の種類

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1.大社造
大社造りに代表される建築様式は、島根県にある出雲大社です。社殿の形がほぼ正方形であるのが特徴となっています。また、この社殿は日本最古の建築様式です。この「大社造」は「田」の字形に並んだ9本の柱で支えられています。中心にある巨大な柱を「心御柱」(しんのみはしら)
と呼んでいます。

島根県 出雲大社(日本最古の大社造)
出展:https://ja.wikipedia.org/wiki/大社造

2. 住吉造
住吉造(すみよしづくり)に代表される建築様式は、大阪府の住吉大社本殿です。 社殿の内部が二室に分かれており、後室が「神座」となっているのが特徴です。また、玉垣に覆われいるのも特徴となっています。

大阪府 住吉大社本殿(住吉造)
出展:https://jp.zekkeijapan.com/spot/index/153/

3.春日造
春日造(かすがづくり)を代表する建築様式は、奈良県の春日大社本殿です。正面に庇(ひさし)を取り付けているのが特徴となっており、正面には「向拝」があり、屋根は反っています。

春日造の代表である奈良県の春日大社本殿
奈良県 春日大社本殿(春日造)
出展:https://rurubu.jp/andmore/spot/80031310 

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