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意外と知らない神社のお祭り!勇壮な神輿や、祭りの種類・意味を解説!

神社のお祭り

お祭りといえば、神輿を担ぐ姿を想像される方も多いと思いますが、神社のお祭りには様々な種類があります。神社が一年のうち最もにぎわうのが例大祭です。いわゆるお祭りです。このお祭りは、地域とのつながりを強めるための手段となっているところも多いのではないでしょうか。

お祭りは本来、神様が降臨して依代に依りつくのを待って、供物を奉るという儀式なのです。

今回は、意外と知らない神社のお祭り、神輿や、お祭りの種類、また、その意味についても簡単に解説してみたいと思います。

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お祭りの中で最も盛り上がる神輿行列!

お祭りは「お祀り」という言葉と同じ意味ですが、古くは、神様は祭りのときしか、この世に降りてこないと考えられていました。従って祭りが終了して、神様がお帰りになったら、依代や依代を安置していた建物は、すぐに壊されていました。

これは宮中で行われる「大嘗祭」でも同じです。儀式のために臨時の建物が造られ、天皇と神が共食する儀式が終われば、すぐに取り壊されてしまいます。

お祭りの中でもっとも盛り上がるのは、社殿に坐す「神霊」を神輿にお遷しして、氏子地域を練り歩く神輿行列のときだと思います。神輿を担ぐのは、神社の氏子たちです。この時に一番地域としての一体感がうまれるのではないでしょうか。

神輿は神霊の臨時の依代で、神聖視されなければなりません。従って、当然のことながら神輿に乗ってはいけません。神輿に乗ることはタブーとされています。

神輿は、かつては地域の有力者によって奉納もされてきました。現在日本における一番大きな神輿は、富岡八幡宮に奉納された、重さ4.5tもの神輿です。あまりの大きさで担ぐことが困難なため、のちに担げるように小さな神輿が造られました。

門仲の超巨大神輿【日本一】4.5トン【人が担げない!】
富岡八幡宮の巨大神輿
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神社で行われる祭祀とその意味とは

川越 氷川神社の例大祭
出展:川越まつり

神社では一年を通じて祭祀が行われています。一般の人々が参加できるお祭りが「例祭」のみですが、一年でいくつもの祭祀が執り行われます。

神社における祭祀は、お正月に行われる「歳旦祭」(さいたんさい)、春に行う「祈年祭」(きねんさい)、秋に行われる「新嘗祭」(にいなめさい)、その他、各神社それぞれの時期に行われる「例祭」があります。また、月ごとの「月次祭」(つきなみさい)や「日供祭」(にっくさい)も含めると、一年中何かしらのお祭りをしていることになります。

伊勢神宮では、一年に約1,500もの祭祀が行われているそうです。

伊勢神宮 新嘗祭
伊勢神宮 新嘗祭

春の「祈年祭」は、稲の実りを祈願して行われるお祭りです。そして、この「祈年祭」が、秋に行われる「新嘗祭」に繋がっていきます。「新嘗祭」(にいなめさい)は、稲の収穫に感謝するものです。

伊勢神宮では、10月に行われる「神嘗祭」(かんなめさい)が、最も重要なお祭りとされています。その年の「新穀」を「天照大御神」に捧げる儀式が行われます。これに合わせるようにして、全国各地の神社でも奉祝の祭祀が行われるのです。

例祭や例大祭とは何のこと?

東京 住吉神社例祭(佃祭)
出展:東京中央区観光ガイド

「例祭」や「例大祭」の「例」は、しきたりや習わしの意味をあらわしています。「祭」は、神様への奉仕を意味してます。

「例祭」は祭祀の分類の中で「大祭」(たいさい)に分類されるので、「例祭」のことを「例大祭」(れいたいさい)と呼ぶことがあります。

「例祭」(れいさい)とは、神社で毎年行われる祭祀のうち、最も重要とされるもので、例祭は年一回とされており、多くの神社では「祭神」や「神社」に特別の由緒のある日に行われています。

例えば「人物神」を祀る神社では、その人物の誕生日や命日に例祭を行い、特に由緒のない場合は、「春祭り」や「秋祭り」をもって例祭としています。

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「お祭り」は、ご祭神や祭りの性質により様々な形式がある

新湊曳山まつり
出展:とやま観光ナビ

お祭りの中で最も人気が高いのは、大きな「山車」(だし)や、「山鉾」(やまぼこ)などを造り、神輿とともに市中を引いて回る「曳山まつり」があります。

日本三大に曳山祭り

秩父夜祭
出展:秩父神社

日本三大曳山祭りは、京都の「祇園祭」、岐阜の「飛騨高山曳山祭」、埼玉の「秩父夜祭」があります。この「山車」や「山鉾」は、神霊の依代ではないかとされています。

京都の祇園祭

京都祇園祭 山鉾巡行
出展:都つーしん

京都の祇園祭は、 八坂神社で行われる祭礼です。 古くは平安時代に疫病や災厄の除去を祈った祇園御霊会を始まりとしています。このお祭りは、 平安時代から千年以上の歴史があり、7月1日の「吉符入」に始まり7月31日の「疫神社夏越祭」まで、およそ一か月間にわたり様々な神事や行事が行われます。

八坂神社は京都の東山にあり、全国に約2,300社あるといわれる「素戔嗚尊」(すさのおのみこと)を御祭神とする神社の総本社となっています。

祇園祭の見どころは、7月17日の「前祭」と、7月24日の「後祭」に行われる八坂神社の「神輿渡御」(みこしとぎょ)と、33基の「山鉾巡行」(やまほこじゅんこう)にあります。京都祇園祭の山鉾行事はユネスコ無形文化遺産にも登録されています。

岐阜の飛騨高山曳山祭

飛騨高山祭
出展:旅ぐるたび

「春の高山祭」(山王祭)は、「日枝神社」(ひえじんじゃ)の例祭です。毎年4月14日と15日に開催されます。

また、「秋の高山祭」(八幡祭)は、「櫻山八幡宮」(さくらやまはちまんぐう) の例祭です。毎年10月9日・10日に開催されます。「高山祭」とはこの二つのお祭りを指す総称で、「日本三大曳山祭」のひとつとされています。

「高山祭」は、「祭屋台」が披露されます。春には12台、秋には11台が曳き揃えられます。
また、総勢数百名におよぶ祭行列は、「闘鶏楽」や「裃姿の警固」など伝統の衣装を身につけ、お囃子や雅楽、獅子舞に先導され地域をまわります。

祭の起源は、飛騨の領国大名であった金森氏の時代、天正1585年~元禄1692年頃にさかのぼります。屋台の起源は、1,718年頃といわれ、巧みな人形の動きを披露する「からくり奉納」や、仕掛けが施された戻し車などが披露されます、

埼玉の秩父夜祭

埼玉 秩父夜祭
出展:秩父神社

秩父夜祭は、江戸時代の寛文年間(1661~72)には祭りが存在していたという記録が残っています。従って、約300年余りの歴史があことになります。

秩父夜祭は、江戸時代においては、祭りとともに「秩父絹」の市が立ち並び、秩父の経済をたいへん潤したといわれています。また、この秩父夜祭は、別名お蚕(かいこ)祭りとも呼ばれています。

勇壮な屋台囃子を打ち鳴らしながら、街中を曳き回されるのが「笠鉾」2基と、「屋台」4基の「山車」です。いずれも国の重要有形民俗文化財となっています。

屋台両袖に舞台を特設しての地芝居の「秩父歌舞伎」や、地元の花柳一門と杵屋一門によるひき踊りは、「秩父神社神楽」とともに、「秩父祭りの屋台行事と神楽」として国の指定重要無形民俗文化財となっています。

川祭りと呼ばれるお祭り

大阪 天神祭

また、「川まつり」と呼ばれているお祭りもあります。神輿を川や海の水にくぐらせたり、「水中渡御」を行ったりします。

この「川まつり」には、愛知の「尾張津島天王祭」や、広島の「管絃祭」、大阪の「天神祭」などがあります。「川まつり」では、水面に船を浮かべ、提灯を灯したりします。とても幻想的なお祭りとなっています。

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