伏見稲荷大社のおきつね様に会いに行こう!参拝に行かなきゃ何も始まらない!

暮らしの神様

「お稲荷さん」と言えば「きつね」を想像される方も多いと思います。 私たちにとって、もっとも身近な神社が「お稲荷さん」です。

全国にある稲荷神社の数は、約32,000社とも言われております。その中で、京都の稲荷山に鎮座する「伏見稲荷大社」は、 全国の「稲荷神社」の総本宮となっています。

今回は、この「庶民の神」であるお稲荷さんの総本宮、伏見稲荷大社をご紹介します。

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伏見稲荷大社の「きつね」とは?その魅力とご利益を実感しよう!

伏見稲荷大社のおキツネ様
出展:https://www.travelbook.co.jp/topic/8690

日本全国の稲荷神社には、「きつね」が神として祀られていると思っている方も多いようですが、実は「宇迦之御魂神」(ウカノミタマ)という食物と五穀豊穣を司る稲荷神(稲を象徴する神)をお祀りしています。「きつね」はあくまでも神使(神の使い)なのです。

伏見稲荷大社のご利益は、「商売繁盛」「五穀豊穣」「安産」「万病平癒」「学業成就」などとなっています。

伏見稲荷大社に「きつね」がいる意味は何?その役割りとは?

京都 伏見稲荷大社の白狐
出展:http://wankomesen.blog.fc2.com/blog-entry-1308.html

神社の境内には狛犬をはじめ、きつねや猿、牛などの動物の像がありますが、これらの動物は「神使」(しんし)と言って、それぞれの神社の役割を担っているのです。

「神使」とは、その神社のご祭神の使いを仰せつかった特定の動物のことです。また、別名「眷属」(けんぞく)とも言います。さて、伏見稲荷大社の「きつね」に話を戻しますが、この「きつね」は、本殿の両脇に狛犬の代わりとなり、鎮座しています。稲荷神社は狛犬の代わりに「きつね」がいるので、ご祭神をきつねだと勘違いされる方も多いようです。

伏見稲荷大社の「きつね」は、ふつうの野山にいる狐ではなく、「眷属」も大神様同様に我々の目には見えません。そのため白と言う色で表し、この目にみえない透明な「きつね」を「白狐さん」( びゃっこ )といってあがめているのです。

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きつねの役割り

この「きつね」の役割は?というと、それはご祭神である「 宇迦之御魂神」(ウカノミタマ) をお守りする役目を果たしているのです。

ご祭神である「 宇迦之御魂神」は、春になると里に下りてこられ豊作をもたらします。また、秋になると山に帰って行かれると考えられていました。これと同じように、「きつね」もまた、春になると山から下りてきます。そのため「きつね」が神使として選ばれたのではないかというものです。

伏見稲荷大社の「きつね」が口にくわえているものとは?

伏見稲荷大社の「きつね」は、以下の4種類のものを口にくわえています。

伏見稲荷大社に行くと、まず目に入るものが「きつね」です。この「きつね」は、いろいろなものを口にくわえていますが、それはい一体何なのでしょうか?

  • 稲穂・・・・・稲穂をくわえている理由は、五穀豊穣の神様「 宇迦之御魂神 」に由来するものとされています。
  • ・・・・・・鍵は「玉鍵信仰」に由来すると言われ、その御霊を身に着けようとする願望であるとされています。
  • 玉(宝玉)・・玉は稲荷神の霊徳の象徴であり、また「穀物の倉庫」であるとも言われております。
  • 巻物・・・・・巻物は知恵の象徴とされています。

さて、伏見稲荷大社の桜門の前には、一対で鎮座する「きつね」がおります。この「きつね」は、右と左のどちらが口にくわえいるのでしょうか?

これは狛犬と同様で、社殿に向かって右(上座)が口を開いた「阿 」(あ)で、左(下座)が口を閉じた「吽」(うん)と言います。 一般的には「阿吽」で対になっているものです。狛犬は、右側の「阿」が玉を咥えているものもあります。

しかし、伏見稲荷大社の場合、桜門の前に鎮座している一対の「きつね」は、左側が「鍵」を、右側が「宝玉」をくわえています。

京都 伏見稲荷大社 「稲」を咥えるきつね
出展:猫と買い物とDME
京都 伏見稲荷大社 桜門前の「鍵」を咥える左側のきつね
出展:http://yumetoshiriseba.com/konsama.html
京都 伏見稲荷大社 桜門前の「宝玉」を咥える右側のきつね
出展:瓢斗
京都 伏見稲荷大社 「巻物」を咥えたきつね
出展:https://4travel.jp/travelogue/11504079

伏見稲荷大社の魅力はどこにある?稲荷山のパワーをもらおう!

京都伏見稲荷大社マップ
出展:http:// http://inari.jp/trip/map01/

稲荷山は東山三十六峰の最南端にある標高233mの山で、「一ノ峰」「二ノ峰」「三ノ峰」が連なっています。いずれも古墳時代である4世紀後半に、首長が埋葬されたと思われる大型円墳です。

奥社奉拝所の先を巡拝できる参道には、あちこちの石碑に「白狐大神」や「白龍大神」などの神名を刻んで祀られた無数の小さな「祠」(ほこら)や「塚」が築かれ、お祀りされており、「お塚信仰」と呼ばれています。

「お塚」とは稲荷大神を信仰する人が、別の神名を付けて石に刻み、稲荷山に奉納したものを指します。

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伏見稲荷大社のご祭神

京都 伏見稲荷大社本殿ご祭神
出展:http://inari.jp/about/saijin/

稲荷大神は稲荷山に鎮座する神(神体山)で、広大な神徳を五柱の神で表わしています。
これら五柱のご祭神名は、稲荷大神のご神徳の神名化されたものです。重要文化財に指定されている本殿には、以下の五柱がお祀りされています。

  • 田中大神(たなかのおおかみ):田中社(下社摂社)にお祀りされています。
  • 佐田彦大神(さたひこのおおかみ):中社の北側にお祀りされています。
  • 宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ): 日本神話に登場する女神 で、 食物神と言われています。 下社の中央にお祀りされています。
  • 大宮能亮大神(おおみやのめのおおかみ):宮殿の平安を守る女神で、上社の南側にお祀りされています。
  • 四大神(しのおおかみ):中社摂社の最南端にお祀りされています。

伏見稲荷大社の本殿

京都 伏見稲荷大社 本殿
出展:いこまいけ高岡

創建された年は明確には分かっておりませんが、およそ鎌倉時代(1185~1333)と推定されています。応仁の乱によって焼失しましたが、室町時代後期に再建されました。現在では、重要文化財に指定されています。

創建当初の本殿は稲荷山にあったとされています。現在の本殿の場所には稲荷山の本殿を崇拝する斎場であったという記録が残されています。その後、1438年(永享10年)室町幕府・第6代将軍「足利義教」によって現在の場所に本殿が移築されたとも云われております。

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伏見稲荷大社の本殿の造りは独特の建築様式で、正面の屋根が流線形に長く伸びた形状をしています。この建築様式を「流造」の中でも特に「 五間社流造」と言い、別名 「稲荷造」(いなりづくり)とも呼んでいます。

伏見稲荷大社の蟇股
出展:ウィローの湯煙&食べ物日記

伏見稲荷大社は、神社建築にあるはずの「千木」と「鰹木」がありません。伏見稲荷大社の本殿は神社建築と寺院の建築様式が混在している珍しい建築様式です。特に「緑色の連子窓」や「蟇股(かえるまた)」の形状は、寺院の特徴的な建築様式と言えます。これは、伏見稲荷大社特有のもので、神仏習合によるものとされています。

神仏習合とは、日本にもともとある神の信仰(神道[しんとう])と、仏教の信仰が1つになった宗教の事を指します。奈良時代には、この神仏習合が始まっていたと考えられています。

伏見稲荷大社の桜門

京都 伏見稲荷大社 桜門
出展:https://www.mapple.net/article/38878/

現在の楼門は安土桃山時代の1589(天正17)年に、豊臣秀吉の寄進により再建されています。
以前の桜門は、応仁の乱による戦火により文献の記録も焼失しており、定かではありません。

桜門が再建された理由については、太閤秀吉(豊臣秀吉)の母)である「大政所」の病気の治癒を祈願して、太閤秀吉が寄進したとものであると伝わっています。このとき秀吉公が書いたその願文が、現在も伏見稲荷大社に残されています。 1973年(昭和48年)に楼門の修繕の際に、「天正17年」と記載がある墨書が発見されたことによるものです。なお、現在の桜門は重要文化財に指定されています。

伏見稲荷大社の桜門は「入母屋造り」となっています。「楼門」というのは2階造りの門で、下層に屋根のないものを指します。下層に屋根を持つ門を「二重門」と呼んで区別しています。

伏見稲荷大社の楼門は、全国の神社の中では最大級で、横が約10m、高さ約15mです。楼門の左右には弓矢を携えた武官「随身像」が安置されています。向かって右が「阿形」(口を開けている)の「左大臣」、左が「吽形」(口を閉じている)の「矢大神」で、左手に弓を持ち、右手には矢を持ち、この二人が入口で大社を護っています。

桜門の随身像・左大臣(向かって右側)
桜門の随身像・矢大臣(向かって左側)
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稲荷山の 7つの神蹟(しんせき)は 最強のパワースポット!

二ノ峰(中之社) 神蹟
出展:伏見稲荷-御朱印

伏見稲荷大社の奥にある稲荷山には、かつて「稲荷神」を含めた神々が降臨したとされる場所があります。その場所が「神蹟(しんせき)」と呼ばれ、かつては「祀」(ほこら)や「社殿」が築かれており、お祀りされていた場所です。

伏見稲荷大社7つの神蹟

  • 一ノ峰(上社):末広大神
  • 二ノ峰(中社):青木大神
  • 三ノ峰(下社):白菊大神
  • 荒神峰(田中社):権太夫大神
  • 間ノ峰(荷田社):権太夫大神
  • 釼石(長者社):加茂玉依姫(かもたまよりひめ)
  • 御膳谷(奉拝所):昔三ノ峰に神供をした場所といわれています。

稲荷信仰においては、特に崇敬を集めている場所 が、一ノ峰・ 二ノ峰 ・ 三ノ峰 の三か所の神蹟 です。

伏見稲荷大社に行かないと意味がありませんが、せっかく行くのでしたら是非とも本殿の参拝だけではなく、本来のパワースポットである稲荷山の7つの神蹟を巡り、最大のご利益を頂いて下さい。

伏見稲荷大社パワースポット!「おもかる石」でご利益を得よう!

奥社奉拝所のおもかる石
出展:伏見稲荷大社
おもかる石
出展:じゃらんnet

パワーがあるとされる「水」や「石」「木」などには、それぞれ「恋愛成就」「開運」「金運上昇」などのご利益があるといわれています。

「おもかる石」は、千本鳥居をくぐったところにある命婦谷の奥社奉拝所です。ここの右奥に 石で造られた灯籠が2本あり、それぞれの灯籠の上には「おもかる石(重軽石)」と呼称される石が置かれています。

この「おもかる石」は持ち上げれるようになっており、持ち上げた時に石の重さが「軽い」と感じれば「願い事が叶う日が近い」、 思ったよりも重ければ「願い事が叶う日が遠い」とされています。

この「おもかる石」に祈願する場合は、まずお賽銭を入れ、その後両手で「おもかる石」をもちあげます。持ち上げながら願い事を唱えて下さい。

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伏見稲荷大社の「絵馬」「お守り」!ご利益は?

伏見稲荷大社は、創建当初は稲荷山中に「祠」や「社殿」が7つあり、稲荷神が降臨された場所として崇められていたようです。

京都 伏見稲荷大社 奥社奉拝所絵馬
出展:朝日新聞デジタル

絵馬とは?

「絵馬」とは、神社や寺院にお願いごとをするとき、またはお願いごとが叶ったお礼をするときに奉納する絵が描かれた木の板のことを指します。古来では神様に祈願するときに生きた馬を奉納していたそうですが、現在では生きた馬の代わりに、馬の絵を描いた板を納めるようになったことから「絵馬」と呼ばれています。お願いごとやお礼を描いた絵馬は、持ち帰らずに敷地内にある専用の台に掛けることで神様に届くといわれています 。

きつね型の絵馬と小さな奉納鳥居

この「きつね型の絵馬」と「小さな奉納鳥居」は、千本鳥居を通りぬけたところに、「奥の院」の名で知られている奥社奉拝所に あります。この「きつね型絵馬」はお稲荷さん独特のもだと思います。 思い思いにきつねの絵馬に顔を書き足し、裏に願い事を書き祈願して下さい。

伏見稲荷大社のお守り

ご神札

  • 家庭の家内安全の神札
  • 会社・商店・事務所の商売繁昌の神札
  • 厄除け・方除・災難除けの神札

お守り

  • 厄除け・方除・災難除けのお守り
  • 諸願成就・長寿のお守り
  • 健康・諸願成就・無病息災のお守り
  • 交通安全のお守り
  • 商売繁昌のお守り
  • 為したいことが成就するお守り
  • お金の源「種銭」
  • 金運招福のお守り
  • 学業成就のお守り
  • 学業成就のお守り
  • 願いが通るお守り
  • 身体健全・健康のお守り
  • 病気全快のお守り

伏見稲荷大社では、上記の「ご神札」と「お守り」が用意されています。ご神札の初穂料は1,000円~2,000円、お守りの初穂料は、500円~3,000円となっています。

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いつか見たかった伏見稲荷大社鳥居の魅力!

京都 伏見稲荷大社 千本鳥居
出展:http://massa0216.blog.fc2.com/blog-entry-547.html

伏見稲荷大社の最大の見どころは、やはり何といっても「千本鳥居」ではないでしょうか。朱に塗られた鳥居が隙間なく連なる光景は見る人を圧倒します。どうしてこんなに沢山の鳥居が連なっているのでしょうか?

千本鳥居は,境内の後方にある稲荷山(お山)の奥宮から奥社に続く参道に密集して建てられているもので、朱塗りの鳥居が、二筋の参道に隙間なく立ち並びトンネル状になっています。

これらの鳥居は,江戸~明治時代に参拝者の奉納により建て始められたと言われております。
鳥居を奉納することにで願いが「通るように」また、「願いが叶った」というお礼と語呂合わせから生まれた信仰だとされております。願いが「通る」たびに鳥居を大きなものに変えて奉納する風習もあるようです。

伏見稲荷大社の鳥居の数は、稲荷山全体で約1万基あるとされ、そのうち千本鳥居は約800基といわれています。

鳥居の色は何故朱色なの?

神社の鳥居と言えば「朱色」と想像する人が大多数だと思いますが、鳥居がすべて朱色だとは限りません。お稲荷さんの鳥居にも他の色が使われているものもあります。

では一体何故、朱塗りの鳥居が多いのでしょうか?

それは、朱色は「魔力に対抗する色」であり、生命の躍動を現すとともに、古来から「災厄を防ぐ色」としても重視されてきました。このため御殿や神社の社殿などに多く用いられており、稲荷神社の鳥居の朱色もこの影響によるものと考えられています。

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伏見稲荷大社の基本情報

  • 郵便番号: 〒612-0882 
  • 住所: 京都市伏見区深草薮之内町68番地
  • TEL: (075)641-7331
  • 交通アクセス:JR奈良線 稲荷駅下車 徒歩直ぐ
    京阪電鉄京阪本線伏見稲荷駅から徒歩で5分
  • バリアフリー設備: 車椅子対応トイレあり
  • 拝観:終日参拝可能
  • 備考:自由参拝

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